翻訳物
くたばれインターネット (ele-king books)作者:ジャレット コベック出版社/メーカー: Pヴァイン発売日: 2019/11/29メディア: 単行本(ソフトカバー)版元のPヴァインは、音楽関係の会社です。出版している本も音楽関係が主であるようなのですが、たまに音楽…
息吹作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行本読みましたー!!! テッド・チャンの2冊目が出るぞ!という知らせをTwitter経由で知って以来、発売日を手帳に書き込んでずっと楽しみにしていました。 寡作の作家であ…
セロトニン作者:ミシェル・ウエルベック出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2019/09/26メディア: 単行本ウェルベックは『プラットフォーム』とラヴクラフトの評伝しか読んだことがありませんでした。『プラットフォーム』は過激な性描写のイメージが強く…
アガサ・クリスティー自伝〈上〉 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)作者:アガサ クリスティー出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/10/01メディア: 文庫アガサ・クリスティー自伝〈下〉 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)作者:アガサ クリスティー出版社/メ…
日の名残り (ハヤカワepi文庫)作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/05/01メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 190回この商品を含むブログ (293件) を見る某所で土屋政雄訳の本の話をしたあと、猛烈に土屋政…
大学教授のように小説を読む方法[増補新版]作者: トーマス・C・フォスター,矢倉尚子出版社/メーカー: 白水社発売日: 2019/10/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る書店で見かけて「これは絶対自分好みだ」という確信を得たので、値…
虎とバット 阪神タイガースの社会人類学作者: ウィリアム・W・ケリー,高崎拓哉出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2019/06/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る京都人の父と大阪人の母を持つ私は、物心ついたころからなんと…
クオリティランド作者: マルク=ウヴェ・クリング,森内薫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2019/08/24メディア: 単行本この商品を含むブログを見るものすごいディストピア小説がドイツからやってきました。その名も『クオリティランド』。それは最上級の…
誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選 (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-101)発売日: 2017/04/06メディア: 文庫2017年4月に放送されたアニメ『正解するカド』とはほとんど関係のない、国内外のファーストコンタクトSFアンソロジーです。私は『正解するカド』は観…
アイルランド幻想 (光文社文庫)作者: ピータートレメイン,Peter Tremayne,甲斐万里江出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (27件) を見る再読本。数年ぶりに読み返したらやっぱり良い本だった…
アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)発売日: 2019/06/20メディア: 文庫SFマガジンが入手できないという前代未聞の事態を巻き起こした百合SF。個人的には興味がなかったのでスルーしていたのですが、小川一水が本書に短編を書き下ろし…
ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)作者: ホメロス,松平千秋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1994/09/16メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 68回この商品を含むブログ (72件) を見るホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)作者: ホメロス,松平…
方形の円 (偽説・都市生成論) (海外文学セレクション)作者: ギョルゲ・ササルマン,住谷春也出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/06/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見るカルヴィーノの『見えない都市』をまだ読んでいないのに、ササルマンの…
三体作者: 劉慈欣,立原透耶,大森望,光吉さくら,ワンチャイ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/07/04メディア: 単行本この商品を含むブログを見る読みましたー!!話題沸騰の華文SF、このムーブメントに乗りたかったのです。いやぁ、面白かった。 オバマ…
三つ編み作者: レティシアコロンバニ,?崎順子,齋藤可津子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/04/18メディア: 単行本この商品を含むブログを見る『82年生まれ、キム・ジヨン』に続き、フェミニズム文学のひとつとして最近話題の一冊。フランスの映画監督…
夜の魂―天文学逍遥 (プラネタリー・クラシクス)作者: チェット・レイモ,山下知夫出版社/メーカー: 工作舎発売日: 1988/04/01メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る古本屋で買いました。工作舎の「プラネタリー・クラシクス」は名…
ディオゲネス変奏曲 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)作者: 陳浩基,稲村文吾出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/04/03メディア: 新書この商品を含むブログを見る中国、韓国などのアジア圏の文学が、このところ快進撃を続けています。朝鮮現代文学、華文ミ…
カラマーゾフの王国作者: A・L・ウオルインスキイ,川崎浹出版社/メーカー: みすず書房メディア: 単行本この商品を含むブログを見る1909年刊行の、当時のロシア人によるカラマーゾフ論です。日本語訳は1974年、みすず書房から。古い本だから書影が出ない悲し…
メカ・サムライ・エンパイア 上 (ハヤカワ文庫SF)作者: ピーター・トライアス,John Liberto,中原尚哉出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/04/18メディア: 文庫この商品を含むブログを見るメカ・サムライ・エンパイア 下 (ハヤカワ文庫SF)作者: ピーター・…
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-67)作者: アガサ・クリスティー,田村隆一出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1982/06メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る父親から譲り受けた本の一冊。かのアガサ・クリスティー…
アリバイのA (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: スー・グラフトン,嵯峨静江出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1987/03メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見る父親から譲り受けた本の1冊です。女性作家による女探偵ハードボイルドです…
UNIXという考え方―その設計思想と哲学作者: Mike Gancarz,芳尾桂出版社/メーカー: オーム社発売日: 2001/02/01メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 498回この商品を含むブログ (145件) を見る元IT系職種だった父親がもともと持っていたのを貰ってきたお下…
七人のイヴ III (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)作者: ニール・スティーヴンスン,日暮雅通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/08/25メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 地球滅亡系SF『七人のイヴ』の最終巻です。2巻の終わりでついに「七人の…
不気味な物語作者: ステファン・グラビンスキ,芝田文乃出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2018/12/23メディア: 単行本この商品を含むブログを見るポーランドが誇る恐怖小説作家ステファン・グラビンスキの邦訳最新刊です。2018年12月に刊行されていて、買…
七人のイヴ ? (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)作者: ニール・スティーヴンスン,日暮雅通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/07/19メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る全3巻中の2巻、月が7つに分裂してから700日目の国際宇宙ステーションから物…
七人のイヴ ? (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)作者: ニール・スティーヴンスン,日暮雅通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/06/19メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る小川一水の『天冥の標』シリーズが完結し、全巻読書会が開催された際に「天…
周期律―元素追想 (プラネタリークラシクス)作者: プリーモレーヴィ,Primo Levi,竹山博英出版社/メーカー: 工作舎発売日: 1992/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (2件) を見る書店で新装版を見かけて、興味を持ったので図…
変わったタイプ (新潮クレスト・ブックス)作者: トムハンクス,Tom Hanks,小川高義出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/08/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るトム・ハンクスというのは、あのトム・ハンクスです。ハリウッドスターな彼で…
鐘は歌う作者: アンナ・スメイル,山田順子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/11/21メディア: 単行本この商品を含むブログを見る久々に長編ファンタジーを読みましたが、やっぱりファンタジーは良いですね。 著者は1979年生まれ、本書は原語版が2015年…
黒いピエロ (lettres)作者: ロジェグルニエ,Roger Grenier,山田稔出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1999/01/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るグルニエは『書物の宮殿』でその存在を知って以来、お気に入りの作家です。BOOKOFFなんか…