好物日記

本を読んだり美術館に行ったりする人の日記

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

笹本祐一『ラスト・レター 妖精作戦PART4』を読みました

ラスト・レター―妖精作戦 Part4 (ソノラマ文庫 (314))作者: 笹本祐一,平野俊弘出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 1985/09メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る最初期のラノベとして名高い『妖精作戦』シリーズを読み終えまし…

京劇「西遊記之白骨精」を観てきました

www.taipeieye.com先日台北に行った折、前から気になっていた京劇を鑑賞してきました。 台北戯棚(TAIPEI EYE)という劇団によるもので、台北市内の専用劇場で月水金土の夜に上演しています。 今回はオプショナルツアー予約サイト「ベルトラ」からチケットを買…

台湾の国立故宮博物院に行ってきました

www.npm.gov.tw先日台北に行く機会があったので、一人でいそいそと国立故宮博物院に行ってきました。人生2回目の来館。 国立故宮博物院には台湾が誇るお宝の山が収蔵されており、本気で観ようと思ったら一日では足りません。しかし来館も2回目ともなるとだい…

笹本祐一『カーニバル・ナイト 妖精作戦PART3』を読みました

カーニバル・ナイト―妖精作戦 Part3 (ソノラマ文庫 (303))作者: 笹本祐一,平野俊弘,御米椎出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 1985/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る読みました。頭がラノベにチューニングしやすいうちに最終巻まで突っ…

笹本祐一『ハレーション・ゴースト 妖精作戦PART2』を読みました

ハレーション・ゴースト (妖精作戦 PARTII) (創元SF文庫) (創元SF文庫)作者: 笹本祐一,D.K出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2011/12/22メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (20件) を見る前作『妖精作戦』はソノラマ文庫で読み…

文楽「嬢景清八嶋日記/艶容女舞衣」を観てきました

www.ntj.jac.go.jp東京の国立劇場で文楽を観てきました。 今回鑑賞したのは第二部で上演された「嬢景清八嶋日記(むすめかげきよやしまにっき)」と「艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)」です。「嬢景清八嶋日記」は初鑑賞の演目でした。 まずは「花菱屋の…

小川一水『フリーランチの時代』を読みました

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/07/01メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 85回この商品を含むブログ (146件) を見る再読本。 5編の小説からなる短編集です。人類が生物として新たな展開を迎える…

笹本祐一『妖精作戦』を読みました

妖精作戦 (ソノラマ文庫 (283))作者: 笹本祐一,平野俊弘出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 1984/08メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (25件) を見る現役最古のライトノベル作家・笹本祐一。その名を聞いてはいたものの、読んだのは初め…

小川一水『群青神殿』を読みました

群青神殿 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水,筑波マサヒロ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/08/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見る小川一水の描く「陸空海」復刊シリーズのうち、「海」担当の作品。 2002年にソノラマ文庫で出たのが最初、その…

「KEK一般公開2019」に行ってきました

www.kek.jp2019年9月1日に、茨城県つくば市にある高エネルギー加速器研究機構(以下、KEK) のオープンキャンパスに遊びに行ってきました。秋葉原からつくばエクスプレスに乗ってつくば駅に到着後、シャトルバスで約20分。ちょっとした小旅行です。KEKについて…

小川一水『ハイウイング・ストロール』を読みました

ハイウイング・ストロール (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水,rias出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/08/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見る小川一水の描く「陸空海」復刊シリーズのうち、「空」担当の作品です。もともとは2004年にソノラマ文庫…

岸政彦『マンゴーと手榴弾 ―生活史の理論―』を読みました

マンゴーと手榴弾: 生活史の理論 (けいそうブックス)作者: 岸政彦出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2018/10/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る凄い本を読んでしまった。 実は一度図書館で借りて読みかけたのですが、「まえがき」があま…

「英詩研究会」に行ってきました

poetry2012.exblog.jp『ユリシーズ』の読書会でお会いした方に誘われて、研究者でも学生でもない一般人枠として英詩研究会に行ってきました。「普段詩を読まない人にこそ来てほしい!」という心強いお言葉を頂いたので、思い切って参加した次第です。アカデ…

「2022年の『ユリシーズ』」の読書会(第二回:第一挿話)に行ってきました

www.stephens-workshop.com去る2019年8月25日、「2022年の『ユリシーズ』」第二回に参加してきました。ちなみに第一回のときの記事はこちら。 この読書会は『ユリシーズ』刊行100周年である2022年まで、3年かけて『ユリシーズ』を読んでいこうというユニーク…