好物日記

本を読んだり美術館に行ったりする人の日記

ノンフィクション

セレン・チャリントン=ホリンズ『世界の奇食の歴史 人はなぜそれを食べずにはいられなかったのか』(阿部将大 訳)を読みました

世界の奇食の歴史:人はなぜそれを食べずにはいられなかったのか作者:セレン・チャリントン=ホリンズ原書房Amazonちょっと変わったジャンルの歴史本が好きなので、この本は発売当初からチェックしていました。書店に並んだのを買いに行ったらカバーの紙質が…

ジェニー・クリーマン『セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を”征服”できるか』(安藤貴子 訳)を読みました

セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服"できるか作者:ジェニー・クリーマン双葉社Amazonちょっと前に読み終わっていたんですが書く時間がなかった。2022年8月に刊行されたノンフィクションです。 著者はイギリス人女性、原題は"SEX …

松本清張『昭和史発掘 13』を読みました

ノンフィクションシリーズ『昭和史発掘』、全13巻の最終巻を読み終わりました! 父親のお下がりの古い版で、主にお風呂の中でちょっとずつ読み進めていました。ブログ記事を確認したら、1巻の感想は2020年3月15日にアップしているので、ちょうど一年お付き合…

松本清張『昭和史発掘 12』を読みました

ノンフィクションシリーズ『昭和史発掘』、12巻を読み終わりました。父親のお下がりの古い版でISBNがついていないので、リンクは無しです。12巻は、11巻で蹶起部隊が撤退した後の話になります。彼らがどのような処分を受けるのか、というところ。内容は以下…

ポール・シャピロ『クリーンミート 培養肉が世界を変える』(鈴木素子 訳)を読みました

クリーンミート 培養肉が世界を変える作者:ポール・シャピロ発売日: 2020/01/09メディア: 単行本面白かったという話を聞いて図書館で借りて読んだのですが……めちゃくちゃ面白かったので後日改めて買います! 「クリーンミート」=培養肉という、名前は聞いた…

松本清張『昭和史発掘 11』を読みました

父親のお下がりの文春文庫の古い版で読んでいる『昭和史発掘』11巻を読み終わりました。ISBNがついていなくて、新版は収録内容が違うので、リンクは無しで。10巻でついに決行されてしまった二・二六事件、11巻では蹶起部隊の撤退の様子が描かれます。二・二…

松本清張『昭和史発掘 10』を読みました

父親のお下がりの文春文庫の古い版で読んでいる『昭和史発掘』10巻を読み終わりました。ISBNがついていなくて、新版は収録内容が違うので、リンクは貼っていません。さて10巻なのですが、とうとう二・二六事件決行の朝にたどり着きました。 内容は以下の通り…

ウィル・ハント『地下世界をめぐる冒険 闇に隠された人類史』(棚橋志行 訳)を読みました

地下世界をめぐる冒険——闇に隠された人類史 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズIII-12)作者:ウィル・ハント発売日: 2020/08/26メディア: 単行本いつもノンフィクションが面白い亜紀書房から刊行された本で、本屋に並んだ頃から絶対好きなやつでしょこ…

松本清張『昭和史発掘 9』を読みました

父親のお下がりの文春文庫の古い版で読んでいる『昭和史発掘』9巻を読み終わりました。 ISBNがついていなくて、新版は収録内容が違うのでリンクは無しとなっています。7巻からずっと二・二六事件に向かって突き進んでいってるのですが、ついに9巻で昭和11(19…

松本清張『昭和史発掘 8』を読みました

父親のお下がりの文春文庫の古い版で読んでいる『昭和史発掘』も8巻となりました。 ISBNがついていなくて、新版は収録内容が違うのでリンクは無しとなっています。7巻に続き、8巻も2本立てでした。二・二六事件 二 「相沢公判」 「北、西田と青年将校運動」…

濱野ちひろ『聖なるズー』を読みました

聖なるズー作者:濱野 ちひろ発売日: 2019/11/26メディア: 単行本面白いよ、と言われて貸してもらった本なのですが、思っていた以上に面白くて一気に読んでしまった。好みが把握されているのだろうか……この本は、DV被害に遭った過去をもつ著者が大学院の研究…

松本清張『昭和史発掘 7』を読みました

父親のお下がりの文春文庫の古い版で読んでいる『昭和史発掘』、いよいよ7巻です。 ISBNがついていなくて、新版は収録内容が違うのでリンクは無しとなっています。 前の巻からずっと二・二六事件の単語がちらついているのですが、この巻でもまだその日にはた…

松本清張『昭和史発掘 6』を読みました

父親のお下がりの文春文庫の古い版で読んでいる『昭和史発掘』もついに6巻まで来ました。 ISBNがついていなくて、新版は収録内容が違うのでリンクは無し。このくらいまで進んでくると、松本清張がこれからどういうことを書こうとしているのかがわかってきま…

松本清張『昭和史発掘 5』を読みました

文春文庫の古い版で読んでいる『昭和史発掘』5巻を読み終えました。 ISBNなし、amazonの新版は収録内容が違うのでリンクは無しです。旧版5巻の内容は以下の通り。・スパイ"M"の謀略 ・小林多喜二の死これまでずっと三本立てだったのですが、ここで初の二本…

松本清張『昭和史発掘 4』を読みました

分厚い本を読んでいる中、せっせと読み進めているのが松本清張の『昭和史発掘シリーズ』です。4巻まで読了。 これまで文春文庫新装版のリンクを記事冒頭に貼っていたのですが、新装版だと巻数と中身がズレることに気付いたのでリンク張るのは止めます。 第4…

松本清張『昭和史発掘 3』を読みました

新装版 昭和史発掘 (3) (文春文庫)作者:松本 清張発売日: 2005/05/10メディア: 文庫松本清張の昭和史本、第3巻を読み終えました。ちなみに2巻の感想はこちらからどうぞ。 上の写真は新装版ですが、私の手元にあるのはISBNついてない時代のものなので、記事中…

松本清張『昭和史発掘 2』を読みました

新装版 昭和史発掘 (2) (文春文庫)作者:松本 清張発売日: 2005/04/08メディア: 文庫松本清張の昭和史本その2です。1はこちら。 うちにあるのは父のお古で、ISBNついてない時代のものですが、上の写真は新装版です。1巻に続き、2巻も三本立てとなっておりまし…

松本清張『昭和史発掘 1』を読みました

新装版 昭和史発掘 (1) (文春文庫)作者:松本 清張発売日: 2005/03/10メディア: 文庫実家の引っ越しに伴い、父親から貰った本の山の中に含まれていた一冊です。多分シリーズ全部揃っているはず。上のリンクは新装版ですが、うちにあるのはISBNついてない版で…

高野秀行『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』を読みました

辺境メシ ヤバそうだから食べてみた作者:秀行, 高野発売日: 2018/10/25メディア: 単行本(ソフトカバー)『幻獣ムベンベを追え』で強烈な印象を私に残していった高野秀行なので、書店に並んだ時からずっと気になっていました。やっと読みましたが、やっぱり…