好物日記

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VMware Workstation Playerをインストールしました

※2022/4/9追記※
本記事は2022/4/3に公開されたものですが、その後の作業によってESXiを入れるためのVMware Workstation Playerをインストール方法としては不適切であることが判明しました。(続き:ESXiをインストールできませんでした)
ESXiの構築を想定してVMware Workstation Playerをインストールしようとしている方は、参考にしないでください!


みなさま大変お久しぶりです、いかがお過ごしでしょうか。私は秋口から仕事が忙しくて本を読む元気も映画を見る元気もなく、荒んだ気持ちで日々を過ごしていたら、気づけば外では桜が咲いていました。
最近ちょっと元気になってきたので、新しいおもちゃとしてノートPCを新調しました。せっかくだから仕事で知識のなさに打ちのめされた部分をいろいろと勉強できたらな、と。
しかし手を動かしてもどうせすぐに忘れてしまうのは目に見えている。ちょうどブログを持っているんだし、ここに手順や経緯を記録しておくことにします。文章の書き方も思い出すはずだ……。

ということで、新しいPCにVMware Workstation Playerをインストールして、仮想マシンにESXiを入れて、その上のゲストOSにOracle Linuxを入れて、Oracle Databaseをインストールしてみたいと思っています。
本当は古いPCにESXiを入れたかったのですが、NICドライバが対応してなくてすぐには着手できないことなどから一時断念。ESXiはWindowsの上に入れるのではなく、WIndows押しのけて入れるものなので、古いPCが使えなくなるのも避けたかった。
その点Workstation PlayerはWindowsOS上にインストール可能だし、個人使用ならライセンスも無料だし、勉強にはもってこいです。

なお基本的に自分のための記録なので、その点はご承知おきください。手順紹介ではありませんので、ご自身で作業する際には環境に合わせて実施ください。実行結果には責任を持ちません。

そして長くなるので折りたたんでおきます。



ホストPCスペック
DELLのNew Inspironを買いました。
CPU:AMD Ryzen 7 5825U、8コア16スレッド、2.0GHz
RAM:8GB×2
ちなみにOSはWindows11が入ってるんですが、デザインがスタイリッシュでびっくりしました。あと指紋認証がめっちゃ便利。
PC新調した最大の理由はキーボードが突然打てなくなる謎事象に見舞われたからなんですが、新しいPCのキーボードの配置にまだ慣れなくて、ショートカットキーで意図しない動きばかりされる。そのうち慣れるでしょう。


VMware Workstation Player のインストール
2022/3/31時点で、最新バージョンは16でした。下記URLよりWindows用のexeファイルをダウンロードして実行。
www.vmware.com

早速エラーが。

f:id:kino_keno:20220331210813j:plain
互換性エラー

調べたところ、デフォルト有効になっていたセキュリティ機能が邪魔をしているようです。
なんでもWindows11ではセキュリティチェック機能をHyper-V上の別のゲストOSに集約している(仮想化ベースのセキュリティ、VBS)のだとか。意識していないけれど、ユーザが通常ログインするWindowsそれ自体が実はゲストOSだったってことですね。Hyper-VのゲストOS上にVMware Workstation Playerは導入できないのか。他社製品だからか。

VBS関連の話については下記の記事およびブログがわかりやすくて助かりましたのでご紹介しておきます。ありがとうございました。

pc.watch.impress.co.jp

pmp-style.hatenablog.com

このままだとインストールできないことはわかった。VBSを無効化するとセキュリティが低下してウイルス感染リスクは高くなるけど、前のPCではついていなかった機能だし、現行環境と同じ動作になると思えば、まぁ……。
とか思っていたけれど、画面をよく見るともうひとつの対処方法が書いてある。Windows Hypervisor Platformを追加すれば共存できるのか。
調べてみると、MS社がVM社と協力して開発した機能であるようです。互いのユーザのために手を取り合ったわけですね。

forest.watch.impress.co.jp

セキュリティ落とさずに共存可能なら断然こっちでしょ、ということでWindows Hypervisor Platformを追加。
ポップアップメッセージの通り、コンパネのプログラムと機能→Windowsの機能の有効化または無効化から「Windows ハイパーバイザー プラットフォーム」のチェックを入れてOS再起動。
上記対処によって再起動後同様のエラーは出なくなり、画面に従って進めていくだけとなりました。

カスタム部分については下記の通り設定。
「拡張キーボードドライバ」は追加導入するとCtl+Alt+DelをゲストOSに送れるようになるらしく、便利そうではあるけれど必ずしも必要ではないので今回はOFF(デフォルト)。
システムのPATHへの追加は、毎回フルパス指定するのも面倒なのでON(デフォルト)。
セキュリティ対策として起動時に製品の更新を確認してもらい(デフォルト有効)、カスタマーエクスペリエンスは申し訳ないが無効化(デフォルト有効)。
ショートカットはデスクトップには置かず、スタートメニューのプログラムフォルダにのみ作成しましたが、この辺は完全に個人の趣味です。デスクトップにはゴミ箱だけ!

インストールをクリックすると、1分もしないうちに完了しました。
ウィザード終了してスタート画面から起動して、個人使用申告すれば、この通り起動完了。

f:id:kino_keno:20220403073041j:plain
VMware Workstation Player起動画面


今回はここまで。